ヤーサス!
今回はギリシャ語であいさつをしてみました。
ギリシャといえば医学の父、ヒポクラテスが有名ですよね。
古代ギリシャでは迷信や呪術を信仰しており、病気も神に願ったり儀式をしたりして治療を行っていました。
しかし、ヒポクラテスはそのような考えを排し、科学的に医学の基礎を導いてきたのです。
そのような人がいなければ睡眠薬というのも、現代に存在していなかったかもしれませんね。
いやはや、先人の知恵には頭が上がりません。
さて、今回は通販購入できるハイプナイトの強さについて紹介します。
前回は通販で購入できない睡眠薬について紹介しましたが、今回は薬の強さについて詳しく紹介していきます。
通販で購入できる=弱い薬と思われがちですが、実際はどうなのでしょうか?
ハイプナイトは強い薬なのか?
前回の記事では、病院で処方される薬は効果が強く、その分依存や副作用といった危険性があるという話をしました。
では、通販で購入できるハイプナイトは誰でも買えるから弱い薬なのか?
という疑問が浮かんできますよね。
睡眠薬はベンゾジアゼピンと非ベンゾジアゼピンと2つの薬に分類されます。
病院でしか買えないのはベンゾジアゼピン。
通販で購入できるのは非ベンゾジアゼピンです。
強いのはやはり病院のみで購入できるベンゾジアゼピン。
理由はその作用の違いにあります。
ベンゾジアゼピンは脳だけでなく身体にもリラックス効果をもたらしますが、非ベンゾジアゼピンは脳だけに作用します。
ベンゾジアゼピンは脳と身体の両方にリラックス効果をもたらすため、一般的に強い睡眠薬といわれています。
しかし、その一方で前回でもお話した依存性や副作用といったリスクが生じるのです。
非ベンゾジアゼピンは脳だけをリラックスさせるように作用するため、依存性や重い副作用のリスクが軽減されています。
ハイプナイトは非ベンゾジアゼピンに分類されます。
理由は先発薬のルネスタが非ベンゾジアゼピンだからです。
そのため副作用や依存性のリスクが軽減されてはいるものの、やはり病院のみの薬を飲んできた人にとっては「まったく眠れない」という事態になる場合もあります。
ハイプナイトは飲む量で強さは変わる?
ハイプナイトは非ベンゾジアゼピンの睡眠薬なので、病院のみで処方される薬と比べると効果が劣る可能性があります。
では、飲む量を増やせばその分効果も強く感じるのでしょうか?
ハイプナイトを製造しているメーカーは、1mg・2mg・3mgのロット展開で販売しています。
薬は成分量によって効果の強さが変動するため、1mgでは効果がなかった場合は2mg、または3mgに調整してみるといいかもしれませんね。
また、成分量を変更するのと大量摂取するのとでは話が違ってきます。
まれに「大量に飲めば効かないものも効くようになる」と思っている人もいますが、ハイプナイトのような睡眠薬を大量摂取するのは大変危険です。
ベンゾジアゼピンよりも副作用が軽減されているとはいえ、大量摂取すると副作用のリスクも高まります。
自分に合った成分量がまだ分からない場合は、数日かけて1mgを飲んだ後日に2mg、また効かなかったらそのまた後日に3mgと1錠ずつ試しましょう。
病院でもらう薬の方が強い?
病院でしか処方してもらえない薬には一体どのような種類があるのでしょうか?
チェックしてみましょう。
【病院だけで処方される睡眠薬】
・ハルシオン
・デパス
・リスミー
・サイレース
・ドラール
上記の他にもさまざまな睡眠薬があります。
どうしても強い睡眠薬が欲しい場合は、自己判断でハイプナイトを購入するのではなく医療機関で適切な薬を処方してもらいましょう。
「効き目が弱く感じる!」そんな時は病院へ
ハイプナイトを飲んでも効果を感じない、または効き目が弱く感じるといった場合は、専門医ときちんと相談することが大切です。
効き目が弱い、効き目を感じないというのはそもそも不眠症状に合っていない可能性が高いと言えます。
通販で買う場合は、自分自身の症状を熟知してないと間違った薬を買ってしまうなんてことはザラです。
自分に合っているはずという状態から治療がスタートするため、きちんと専門家の意見を取り入れることが大切と言えます。
次回は、ハイプナイトと一緒に併用できるサプリメントについて紹介します。
睡眠薬に頼りがちになっている生活はイヤだなと感じている人には、健康補助食品であるサプリメントを取り入れてみることをおすすめします。
睡眠の質がよくなったり、より寝付きやすくなったりできるかもしれませんよ。
ではまた次回お会いしましょう。